乳首が四つ

キャサリン・ゼタ・ジョーンズというのは、いい女だなあ。
好きなタイプ。『エントラップメント』で初めてみた。映画自体は、大して面白くもなかったような気がするが、ゼタ・ジョーンズがぴったりした衣装を着て、レーザーの警報装置をくぐる練習をするときの肢体の美しさは焼き付いている。


今、吉行淳之介の色道に関する対談集を引っ張り出して読んでいるが、そこに乳首が四つある女の話がでてくる。もともと人間の女にも動物のように四つあったらしい。そういう女は野性的でパワーが強く、非常によろしい、と書いてある。僕もさる女性に見せてもらったことがある。退化してイボの小さいのくらいにしか見えなかったけど、たしかにあった。
あれもいい女だった。


ゼタ・ジョーンズも乳首四つあるような気がする。


昨日、やはり彼女主演の『ディボース・ショウ』をDVDで見た。この映画の彼女が今までみた中では、いちばんいい。
しかし、この邦題はわからん。原題がわからなかったり一般性がないから、邦題をつけるんだろうに。
こういうタイトルをつけたり、変な方向に頭を使う連中がいて、それをチェックする先輩、上司もいない日本という国は、やはりすでに沈没しているのだと思う。