ヘタうま書道の楽しみ

昨日はさるところで、っていうか秘密にする必要もないですけど、

MOC
http://www.wf-moc.net/detail/050714.html

えー、ここで書道その他の怪しい講座を行ってきました。まあ、半分非公開というか限定された人対象の講座なので広くは宣伝しませんでした。
結果的には、赤ワインなど飲みつつ、参加者全員表現大爆発して、楽しい講座となりました。

内容は、若干のレクチュア。『20ドル』という言葉を売るゲーム。それについでヘタうま書道。
美人のコーチングのプロも参加していたのですが、ひぇーっ、と驚きつつ、ゲームには苦しみつつ、楽しんでいたようなので、まあ、プロも驚く講座といえましょう。ははは。

やって改めて気づいたのですが、ヘタうま書道のいいところは、すごく簡便なところです。
100円ショップで買った画用紙。同じく100円ショップで買った墨汁と、墨汁を入れる小型のタッパウェアもどき。あと筆だけはちょっとだけ贅沢して。
画用紙に気が向いたときにさらさらと書いたら、筆だけ洗って、タッパはそのままフタをしておけばいいのです。2.3枚なら10分で書けます。
画用紙がなければカレンダーの裏でも、コピー用紙でもいいの。

学校の書道では、へなへなの半紙だから下敷きはいるし、文鎮はいる。硯はいる。安物の墨も擦れ。僕は小中学校時代、力がない上に、墨も硯も安物だから、いつまでたっても書けるほど濃くならない(ついでに紙も安物だ)。先生は墨で、といってたけれども、あれは建前みたいで、要領のいいヤツは黙って墨汁使っていたものな。余計な準備があれこれある上に、油断すると、手や服が墨で汚れる。
しかもお手本通りが正しくて、後から朱筆で直されたりする。あれで世の中の人々の9割は書道が嫌いになる。

でも、ヘタうま書道では、みんな個性的な字を書くんだよ。
筆という筆記用具がまた、その人のいろいろなことをそのまま現してしまうスグレモノなのだ。お手本を真似しようとすれば、あんなに不自由なものはないけれども、自由に動かせば本当にいろいろな線が出て楽しい。

そういう感覚が、初めて会った人たちともきちんと共有できて、自信を持ちました。主宰側の担当の人にも、物書きや編集者向けじゃなくて、一般の人やビジネスマンがけっこう必要としていますね、と言われたので、ちょっとそういう方向をまじめに考えてみようと思う。

創造性開発のセミナーやりまっせ。企業の人、呼んでくなはれ。(なぜ大阪弁に?)